菊芋(キクイモ)について詳しく知る

運動不足、肥満や飲酒などの生活習慣要因によって急速に増加している糖尿病や高血圧などの「生活習慣病」ですが、実は最近「腸」の活動を正常化することで治療に大きく貢献するという研究が増えているのです。

本記事では、糖尿病や高血圧の治療に役立つことや、「腸活」を促進することで注目されるスーパーフード「菊芋(キクイモ)」について詳しくご紹介します。

菊芋(キクイモ)とは?

 

菊芋はキク科ヒマワリ属の多年草植物で、通常のイモ類とは異なり、デンプンはほぼ含まれません。(血糖値を上げません)

北アメリカ原産で、草丈1.5m〜3mと大きくなり、9〜10月頃に菊に似た黄色い花をつけ、10月末には地中に生姜のようなゴツゴツとした塊茎を作ります。

シャキシャキとした歯ごたえが特徴で、味はほんのり甘く、生でも食べられます。もちろん炒めものや煮物でも食べられています。
小さいお子さんがいるご家庭では、ジャガイモの代わりに油で揚げたり、カレーに入れる食べ方が人気です。

水溶性食物繊維イヌリンとは?

イヌリンは炭水化物の一種ではありますが、人間の消化器では分解できません。
大腸の腸内細菌叢によってはじめて代謝されるため、栄養成分表示では糖質ではなく食物繊維として扱われます。

イヌリンは砂糖や他の炭水化物と比較して3分の1〜4分の1程度のエネルギーしか含まず、脂肪と比べて6分の1〜9分の1程度のエネルギーしか含まないのでとてもヘルシーです。

腸におけるバクテリアの活動を増進させ、さらにカルシウムの吸収を促進し、おそらくはマグネシウムの吸収も促進します。

一部の腸内細菌によって短鎖脂肪酸へと代謝されることにより、間接的に血糖調整ホルモンの一つGLP-1に作用することでインスリンの分泌を活性化します。

また、腸内のビフィズス菌の生育に与える影響は高く、イヌリンの断続的な摂取が腸内のビフィズス菌数を有意に増加させた研究結果があります。

参考:イヌリン – Wikipedia

腸の悩みは菊芋(キクイモ)で解決

腸は第二の心臓と言われているほど、腸の不調が様々な深刻な病気を起こすことが広く知られるようになりました。運動不足、肥満、飲酒などの生活習慣要因によって大腸がんのリスクが高まることも広く知られている話です。

最近では、うつ病と腸内細菌の関連性も明らかになっており、いよいよ人間の全ての不調は腸内環境が原因なのだ、と言えそうです。

イヌリンはゴボウやタマネギ、ニンニク、ニラなどにも多く含まれますが、イヌリンの含有率トップの野菜が菊芋なのです

菊芋を乾燥させた場合のイヌリン含有量は100gあたりで60.9gとなっており、とても高濃度です。(どんな野菜も大体は10分の1が水分です)

お客様よりお声を多く頂いておりますのは、宮坂山脈の乾燥菊芋チップスを食べ始めてから最初に便通の改善に驚いた、ということです。

当店の菊芋チップスを糖尿病の方に提供し、1日4gづつ食べることを三ヶ月間続けていただいたところ、HbA1c(ヘモグロビンA1c)が平均値まで落ちたという調査結果もあります

こんなお悩みがある方へオススメです

腸が原因で起こる病気としては、大腸がん、大腸炎、便秘などを始めとした様々なものがあり、
更にストレスによって自律神経のバランスが乱れ、過敏性腸症候群という症状があらわれることもあります。

中性脂肪で悩んでいる方や、ダイエットしても痩せづらい方。
外食や飲酒が多い方や、たくさん食べられる方。
便秘の方や、腸が原因で皮膚や髪に症状があらわれている方。
寝不足や、不規則な生活をされている方。

腸が原因のお悩み、または症状が腸に現れるお悩みを持つ方に大変オススメです。

菊芋習慣を始めてみませんか?

菊芋(キクイモ)は現代人の生活習慣が原因でおこる病気の治療や予防に貢献してくれるスーパーフード。
主成分のイヌリンは水溶性食物繊維で、紫菊芋は野菜の中でトップクラスのイヌリン含有率です。
(宮坂山脈の紫菊芋チップスでは100gあたり60.9gがイヌリン)

イヌリンを継続的に摂取し続けることで腸内の善玉菌数を増大させ、腸を活性化させます。
糖尿病や高血圧の治療に役立つほか、生活習慣による病気の予防にも貢献。

生活習慣や日々のストレスなどに苛まれる現代人にとって、第二の心臓である腸は疲弊していると言えるのではないでしょうか。

腸を活性化することで体調がどのように変わるのか?ということを実感していただけると幸いです。
まずは1日4gの菊芋習慣を一ヶ月間実践してみませんか?

 

宮坂山脈の菊芋(キクイモ)が選ばれる理由

宮坂山脈で取り扱っている菊芋チップスは全て、無農薬栽培された「紫菊芋」を使用しています。

 

紫菊芋は野菜の中で(通常の菊芋をしのぐ)トップクラスにイヌリンを高濃度に含有しています。

さらに紫色の野菜にはアントシアニンなどのファイトケミカルが含まれていると言われ、生活習慣予防やアンチエイジングの効果が期待できると言われています。

 

信州の肥沃な大地と日本トップクラスの晴天率によって育まれた紫菊芋を、手作業で掘り出し、ひとつひとつを手作業で水洗いし、スライスして乾燥させた自然食品です。

添加物などは一切入っておらず、人の手で丁寧に作られた乾燥菊芋チップスです。

菊芋は秋から冬しか出回りません。
ジャガイモのように通年出荷することができないのですが、菊芋習慣をお客様の日常にしていただけるよう、乾燥菊芋を通年で出荷できるように毎年作っています。

お悩みは人によって様々ですし、敏感な体質の方は少量からお試しいただく必要もありますので、個別の接客をご希望の方はお気軽にお問い合わせフォームからご連絡下さい。

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お電話のみでの接客も可能です。