あとれとわの塩とは？ (熟成2年以上)
「微生物が生きたままのお塩」天然のミネラルを含んだ本物のお塩(発酵塩)です。
原産地：フィリピン共和国 / 熟成地：北海道虻田郡豊浦町

○自然と人の手のみで製塩しております。
・濾過をしていません。
・人工的な熱処理を行っていません。
・にがり成分の調整は熟成のみで行っています。
・洗浄していません。
・ミネラルを多く含んでいます。

○「塩」と「ナトリウム」の違い
日本国内で一般的に見られる天日塩は、濾過されて微生物が除去されていたり、最終段階で人工的な熱処理が加えられてしまいせっかくの海水ミネラル成分の変質し、本来は生き物である塩が「死んだ塩」になってしまいます。
「あとれとわの塩」は自然の恵みと時間と人の手のみで製塩しているため、「生きた塩」なのです。
一切の加熱処理を行わず、太陽と風と時間、そして昔ながらの人間の手仕事のみで製塩されています。
また、「ナトリウム」は腎臓やその他内臓に悪影響を与えていると言われています。
「塩」を食べているつもりで、ただの「ナトリウム」を食べていれば当然のように高血圧等の病気になりやすくなります。
「塩」と「ナトリウム」は似て非なるもの、という認識を持つ事は健康への近道とも言えると思います。
特にコストの面から、効率重視・大量消費系での外食市場では本物の塩を食べる事はほぼ不可能ではないかと考えられます。
本物の塩「あとれとわの塩」を食べることで、海そのもののミネラル成分を摂取することができます。

○生産工程
フィリピンの伝統的な塩田地帯で乾季(12〜5月)に潮の干潮を利用し、海水を第一の畑に引き込みます。
灼熱の太陽により水分が蒸発し、塩分濃度が上がった海水を第二→第三→第四の畑へと少しづつ移していきます。
(ここでの工程に約2週間ほどかけます)
最終日の朝、塩田に移した濃度の高くなった海水が夕方にはお塩の結晶となり、その結晶を収穫します。
(ここから「あとれとわの塩」の独自工程に入ります)
フィリピンから塩を輸入する際には、必ず厳選された最もグレードが高い塩のみを選びます。
輸入後、北海道豊浦町の抗酸化塩蔵で2年以上熟成させ、日本の風土環境に馴染ませます。
この土地では冬はマイナス10度以下にもなり、常に空気が澄んでおり適度な湿度もあります。
火入れも濾過も洗浄もしないので、微生物が生きたままのお塩になります。
ちなみに私達が海水をそのまま口に出来ない理由のひとつが、塩化マグネシウム(ニガリのことです)が多いという事です。
このニガリを抜くために「熟成」という自然の手段を選んでいます。
ニガリ除去に効率的な「脱水機」も一切使用しておりません。(味や風味やミネラルを損ないません)
あとれとわの塩は夏の湿度を利用し、湿気とともにニガリが流れ出ていくのをひたすら待ちます。
そうして1年・2年・3年…と塩蔵での熟成期間が長くなる程に高級なお塩となっていきます。
(熟成に時間をかけるほど塩の粒が小さくなりつつ品質が上がり、価格も高くなります)
寒い冬を幾度も乗り越える事で、よりマイルドで美味しいお塩になります。

○活用方法
・もちろんお料理に
・飲み水に溶かして熱中症予防やデトックスに
・バスソルトとしてお風呂に入れる(追い焚き機能の無いお風呂でお試し下さい)
・味噌、梅干し、お漬物等の発酵食品に
・畑に1000倍以上に薄めて撒く(畑の微生物が活発化します)※塩害にならないよう濃度にご注意下さい

○実感して下さい
単に舌で味わっただけではなかなか見極めが難しいかと思いますが、お湯で割って頂けますと一目瞭然です。
ニガリの多い塩は苦く、塩化ナトリウムの多い塩は舌に強い刺激を感じます。
素材だけのスープ(野菜等から出たダシのみのスープ)を2つのお椀に取り分けた後、今使われているお塩と、あとれとわの塩をそれぞれのお椀に入れて味を比べてみて下さい。
きっと楽しんで頂けるかと思います。
また、お酒が大好きな店主オススメの摂取方法は、
お酒を飲んだ翌日の朝、500mlのお水に小さじ一杯のあとれとわの塩をよく振って混ぜ、ゴクゴクと飲んでいます。
飲み過ぎた翌日には500ml以上の塩水を飲み干す時もありますが、普段よりも二日酔いがすぐに治ります。
デトックス効果を是非体感して下さい。
睡眠の質も良くなると個人的に感じています。(入眠と目覚めが良くなりました！)

※お願い
塩田に使われています木枠の繊維や塩田の周りに生息する植物の綿毛等も混入しております。
フィリピンでも、輸入後も手作業によるクズ取り作業を行っておりますが、
機械的に工場で作られた製品ではありませんのでクズの混入があることを予めご了承下さい。

※ご注意
塩分濃度が重要な梅干しや味噌作り、お漬物等に使う際、あとれとわの塩はミネラル分が多く水分も含んでおり、
塩化ナトリウム分が78.7%ですので浸透圧の必要性やカビ防止の為、レシピの分量から2割強増で計算して使って下さい。